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サブウーファーの設置による音の差 |
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モデルによる音の差が分ったところで、今度は設置による差を検証してみましょう。「床への直置き」や「御影石の上に設置」などの差です。比較モデルはYST-SW325です。実際には非常に微妙な為、ヤマハのデジタルドラム音源を使用して、バスドラムの音で比較してみました。
@床に直置き VS 御影石に設置
まずはサブウーファー単体で試聴。床(フローリング)に直置きの場合、床の振動が発生しやすく、バスドラムの音以外に僅かな雑音が発生。音にやや濁った感じがしています。それに比べ、御影石(50cm×50cm×3cm)に設置した場合は、雑音(雑味?)が無くなり、非常にすっきりした音になります。フロントスピーカー(NS-325F)を入れるとそれほど大きな差に感じられませんが、雑味感は感じられました。
A御影石とサブウーファーの間にスペーサーを
実際のご家庭では、絨毯などの上に設置されている例も多いため、そのシミュレーションとして、御影石とサブウーファーの間に「発泡スチロール」「硬質ゴム」などを挟んで比較試聴してみました。
「発泡スチロール」の場合は、バスドラムの立ち上がり・立下りともスピードが低下。「ドンッ!」ではなく「ドョン〜!」という感じ(ちょっとオーバー?)です。さらに、フロントスピーカーも鳴らすと、同じバスドラでも「力の無いバスドラ」になってしまいました。やはり、低音はエネルギーが大きいだけに、柔らかい物の上では本体が動いてしまうんですね。(目では見えませんが・・)
「硬質ゴム」の場合、発泡スチロールほど悪くはありませんが、何となく「ゴム臭い」音になってしまいます。何だか、バスドラの皮が「ゴム」になったようにも感じられます。(自己暗示のせいかも知れませんが・・^_^;)
実際には、木やコルク、アルミ、鉛、なども用意しましたが、今回は時間の制約などもあり、違いがはっきり出る素材でデモをさせていただきました。音に違いが出ることを実感いただけたら幸いです。 |
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サブウーファーの設置・調整 |
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さて、色々と違いが出ることが分ったところで、サブウーファーの設置・調整の基本をご案内致します。
@設置場所
前半で述べました通り、定在波や位相の問題に配慮し、部屋のセンターライン上は避けて設置します。ただし、部屋の隅に近くなると、反射が強くなることで「ブーミー(歯切れの悪い低音のこと)」になり易い為、あまり隅にならないように注意。
A設置方法
柔らかい物の上を避けると共に、床に直接の振動が伝わらないようにすることが重要です。
今回使用した御影石などは、比較的安価に入手が可能です。石材店やホームセンター、最近ではインターネットでも購入可能です。ただし、腰痛には充分ご注意下さい。重いですから・・。床と御影石の間にがたつきがある場合は、出来るだけ硬いスペーサーを3点支持でご使用下さい。くれぐれも、床にキズが付かないようにご注意下さい。
B調整方法
アンプに自動調整機能がある場合は、サブウーファーも自動で調整できますが、ここでは手動調整の方法をお知らせします。
<クロスオーバー周波数を決定する。>
フロントスピーカーの低域性能に合わせて設定。NS-325Fなら80Hz前後。NS-525Fなら60Hz前後でしょうか。アンプ側にクロスオーバー周波数設定がある場合はそちらで、無い場合はサブウーファーのLPFつまみで調整します。最終的には試聴しながら決定しますが、フロントスピーカーとの自然な繋がり感がポイントです。
<レベル調整(サブウーファーの音量)>
これは難しいところですが、聴き慣れた音楽CDを使用して調整してください。サブウーファーのレベルを上げ下げしてみると、サブウーファーからの低音が「聴こえない」領域と「はっきり聴こえる」領域があります。ベストポイントは「聴こえない」と「はっきり聴こえる」の中間にあるので、何度も聴きながら追い込みます。聴く位置によって聞こえ方が変化しますから、誰か別の人に操作を頼んだほうが上手く行きます。どちらにしても、調整が落ち着くまで時間が掛かりますので、気長にやって見て下さい。 |
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マンションなど集合住宅での低音対策 |
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エネルギーの大きな低音を遮音・防音するのは大変に難しく、また防音工事などはコストも掛かることからそれ以外の方法をご案内したいと思います。
@低音を小さくすること
最初のところでご紹介した「低音の特徴」から、「低音の良く聴こえる場所で聴く」ことで、再生装置から出る低音エネルギーを小さくすることが出来ます。低音の聴こえにくい場所で聴いている場合は、必要以上の低音を出してしまっている可能性もあります。
A床への振動を伝えないこと
設置方法でも紹介しましたが、サブウーファーから直接床に低音(振動)が伝わると、音質も悪くなりますし、床を介して下の階の音漏れにも繋がります。硬くて重い物の上に設置して、床との間には固めのスペーサーを3点支持で設置しましょう。
B必要に応じてダイナミックレンジ・コントロールを活用しましょう
ドルビーデジタル音声に有効な「ダイナミックレンジ・コントロール」機能を活用し、不用意な低音・大音響を抑制します。ヤマハAVアンプの場合は「ナイトリスニングモード」により、DTSやAAC音声などにも対応可能です。
Cサブソニックフィルターを活用しましょう
一部のサブウーファーには、超低音再生能力を制限する機能があります。ヤマハの場合は「B.A.S.Sモード」を「Music」にすることで、不必要な超低域をカットすることが出来ます。本来の目的は音楽再生に必要の無い超低域をカットすることで、自然な音楽再生をすることですが、音漏れ対策にも効果があります。 |